見た目も心も楽しむ、明るい色の服で幸せオーラ!鈴木遥香さん(オーダーメイドドレス)

結婚式は一生に一度のイベント。だからこそお客様が輝く1着を、自信を持って制作したい。

鈴木遥香さんはその想いを初対面でも伝えられるように、服装も意識している。第一印象によって、「この人に任せたい」といった信頼の構築にも繋がる。

「お客様とお会いするときは明るい洋服を着ています」

一方で、ドレスを制作する時は、服に糸が付いても分かるように異なる色を着ている。そんな鈴木さんは心から楽しんで仕事に取り組んでいる。

「元々デザインをすることが大好きなんです。忙しい時には作業が朝方までかかってしまうこともありますが、辛いと感じることはなく、作業に没頭している形に近いと思います。お客様が喜んでくれた時の達成感は大きいです」

お客様がより満足するドレスを完成させるのに大切なのは粘り強さだ。

「制作する時は半年以上かけて打ち合わせを重ねるのが理想です。とはいえ、挙式の2カ月前に依頼されることもあって、どうしても忙しくなる時はあります。それでもお客様の希望があれば、最後まで粘り強く納得できる形を目指すようにしています
ほかにも、制作期間中は細かくお客様と連絡を取り合い、不安にさせないことを心掛けています」

ドレス制作の事業以外にも週に3日、11時から19時までアメリカの有名ドレスブランドで働きながら技術を学んでいる。しかし、どんなに忙しくても、月に1度は大切な日の休みを確保している。

「お付き合いしている人との記念日が月始まりにあるので、その日は必ず休みを取っています。月初参りとして美味しいものを食べに出かけるのです」

好きなアパレルブランドはマッシュスタイルラボのリリーブラウン。1枚で決まるワンピースにかわいらしさと、ヴィンテージ感のある特徴的なデザインが魅力だ。お出かけの時のコーディネート……

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(取材:黒田かなこ/執筆:井瀧加奈/編集:水野友紀子)

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鈴木遥香(すずき・はるか)さん
ファッション業界でオーダーメイドドレスや洋服などの制作を行う。使われなくなった生地をリメイクしてサステイナブルな取り組みだけでなく、挙式前後のスキンケアサポートで「一瞬も一生も輝かせる」。雑誌『VOGUE』や『CLASSY.』にも掲載されている。
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